アスベストについて 特徴 問題点

オーロン物産株式会社
HOME 会社概要 お問い合わせ

アスベスト問題について

アスベスト問題の基礎

アスベスト被害が大きく社会問題化しています。ここで、アスベストの問題の基礎的内容についてまとめました。

アスベストについて

アスベストは高張力性と柔軟性を持つ細い繊維状をした天然鉱物の総称で、アスベストという名前の鉱物が存在するわけではありません。
火山から噴出した溶岩が冷やされる時の条件によって、鉱物の結晶が繊維状になったと推定され、その種類としては以下の6種類があります。
<角閃石(かくせんせき)系>
1.クロシドライト(青石綿)
2.アモサイト(茶石綿)
3.アクチノライト
4.トレモライト
5.アンソフィライト
<蛇門石(じゃもんせき)系>
1.クリソタイル(白石綿)

アスベストの特徴

< 耐熱性 > 綿のように柔らかいにもかかわらず、火の中でも燃えません。
→ 吹付け材等の建築資材に使用
<高張力性> ピアノ線よりも強い引張強度を持っています。
<耐薬品性> 耐酸や耐アルカリ性に優れています。
< 絶縁性 > 電気を通さない性質を有しています。
→ 電線の被覆材等の電機資材に使用
< 耐久性 > 鉱物なので腐食したり、紫外線等にて分解しません。また摩耗にも強い物性を呈しています。
< 安 価 > 天然に存在するアスベストは工業的に製造する必要はなく、安価に掘り出して製品化できます。
上述したような優れた特徴に加え、安価であったからこそ大量に使われてきました。
アスベストは3000種類以上の用途に使用され、
一時期は、「奇跡の鉱物」・「天然の贈り物」と呼ばれていました。

アスベストの問題点1

アスベストは非常に細い繊維で、髪の毛の5000分の1位の太さです。アスベストを吸い込み、一旦肺にアスベスト繊維が突き刺さると、自浄作用で脱落、排出されることは困難です。これが原因となって20年〜50年という長い年月をかけて、肺ガンや悪性中皮腫(肺のまわりを覆っている薄い胸膜にできる腫瘍)を誘発させます。ここで、障害を誘発させるアスベストの吸収量については規定することができず、少量でも発病する危険性があります。さらに、悪性中皮腫の治療法は確立されておらず、非常に死亡率の高い腫瘍です。

アスベストの問題点2

アスベスト問題が騒がれるようになり、従来より下記のように段階的に使用が制限されてきたアスベストの使用が2008年までに全面禁止するとの方針が厚生労働省から発表されました。
1995年 : 特に有害性の高いアモサイト(茶石綿)とクロシドライト(青石綿)の製造と使用を禁止
2004年 : 代替品のない配管、機器のガスケット、工業用のひもや布など以外の全面禁止
このような経緯から、アスベストの使用量は大幅に低減していますが、以下のような理由からアスベスト被害は益々増える ことが懸念されます。
・過去に大量のアスベスト使用されている。
(特に建物には、アスベストを含んだ建材が多く使われている。)
・アスベストは鉱物であるため劣化しない。
・老朽建物を取り壊す際に、アスベストが飛散し広範囲に広がってゆく。
・アスベストを少量を吸い込んだだけでも、発病の危険性有り。
▲PageTop